11月はチーム戦をやりましょうとお声掛けしているのですが、このところ皆さん土曜日はお忙しい模様であまりチーム戦を楽しめてないのがちょっと残念です。さて、前半戦終わってみて、私ながらにチームフライトの仕方について思うところを書いてみたいと思います 😉
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私はチームフライトではチーム内でタスクの攻め方を相談して進めるとしつつも、スタート後は基本的には先行機がイニシアチブを取りながら進んでよいと思っています。先行機の方がより前を見えています。しかし先行機は何を狙ってどこに向かっているかをこまめに後続機に伝えつつ、後続機は後ろから少し余裕を持って他機の飛び方など広い範囲を見ていますのでその判断に追加情報や自分の意見を伝えていくといった協力体制が必要だと思います。
11月タスクのように、リッジを飛んでいる時などは先行機はリフトや沈下の情報をこまめに後続機に伝えたほうがよいでしょう。そうすると後続機は余裕を持って飛べるので高度ロスが少なくなると思いますし、うまくいけば先行機よりも十分に高度を高く持っていくことができると思います。そうなれば、今度は高度を稼いだ後続機が前に出て役割を交代して前に進むこともできるでしょう。先行機が少しチャレンジに失敗して高度を落としてしまっても役割を交代することで、ロスを早く回復することができると思います。
逆に後続機の方もこまめに位置関係を先行機に伝えておくと良いですね。グライダーでは後ろが見えないので先行機には後続機の状況が全く分からないのですが、連絡を密に取っていることで先行機は安心して飛ぶことができます。
実機ではあり得ないことですがCondorでは機体標識に距離が表示されるので機体の位置については「後方○Km、○時の方向、高度○○」と結構詳しく伝えることができます。そうすると先行機から「そっち低いようだからここでちょっと高度稼ぐといいよ」とか「こっちはちょっと苦しいからここで少し高度取り戻すようにするので先に前に行ってくれる？」なんて会話もできるでしょう。
一方、平地でサーマル狙いの場合は横展開もできると思います。後続機が真後ろにつくのではなく少し離れて斜め後方から平行に飛んでいくとどちらかがブルーサーマルに当たる確率が上がるのではないでしょうか。また前方に積雲が複数ある場合にはそれぞれに突っ込んでいってどちらかが弱い方の機体がプラスの強いほうに乗り換えるといった攻め方もあるでしょう。
また、同一サーマルでガグルを組んだ時にはリフトの状況を伝えあってより強いコアで回れるようにするとよいと思います。大きなサーマルでは幾つかコアがあってよじれながら雲底に向けて収束している場合があるのでチームフライトの利点をうまく使いましょう。
最後にファイナルグライドでは低いほうの機体がゴールまでの距離や速度をこまめに伝え、高いほうの機体はそれに合わせて速度調整をして今回のルールにある１番機２番機のタイム差ゼロを目指しましょう。この時、うまくやると普段撮れないような至近距離での編隊飛行中のスクショを撮ることができます。チャンスがあったらぜひ試してみてください。
さて、チームで飛ぶことで一人でタスク攻める時に比べてタイムが速くなるのか遅くなるのか 🤨
それはこうしたフライト中のコミュニケーションにより良い連携がとれるかどうかにかかっていると思います 🤗
次回ぜひお試しください。
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なお、毎週土曜日午後９時から開催しているJP Saturday FlightではCompetition仕立てになっていないかぎりご自由にチームフライトをしていただいて結構です。いつものDiscordチャンネルをつかってみんなでわいわい話しながら飛んでもらって問題ありません。タスクは真剣に取り組みたいからタスク中にはDiscordはいらないという方も、ぜひタスク終了後のR/Wトークに参加ください。みんなで反省会やりましょう。
Discordつないでいると、まだCondorのタスクチャレンジに慣れていない方でもフライト中にピンチになった時にどこかプラスありませんかって問いかけることができます。そうすれば○○のあたりに行くといいよなんて答えが返ってくるんじゃないかなと思います。
Japan Virtual Soaring ClubのDiscordサーバは以下の招待URLをクリックすると自由に入ることができます。DiscordアカウントさえあればJVSCへのアカウント登録等は必要ありませんので皆さんぜひ入ってきてください。また、土曜日のタスク以外の時でもCondor飛んでる時に自由に使っていただいて結構ですのでみんなでCondorの輪を広げていきましょう。
Naoki_NT3
