いつものFacebook経由の情報になりますが、先日行われたSSA convention Knoxville USAにて、Condor3のデモが展示されていました。そこでの風景を撮影した写真が以下の通りです。
この写真で確認できるのは、手元のコントローラー(スティック、ラダー、スロットル一式)のほかに「テンキーパッド」と「小型液晶ディスプレイ」(多分LX9070ナビの操作用)がマウスの近くに置いてあります。おそらくはこれがCondor3での標準的なプレイスタイルになるかと思います。
とりあえずはこの写真を参考にCondor3用に環境を整えてみては如何でしょうか?
私も2からキーパッドを使っているのですが3になってからMFDの設定が変更となったためキーが不足となりました
どう割り当てるか思案中です ちなみにXCです 涙
最近ではAliExpressで売っているマクロキーボードが随分安くなっています。中にはロータリーエンコーダーが3つもついているのが有るので、VRの人はキーを覚えるのが大変かもしれないけど結構使えるのではないかと思います。
たとえばこんなの。
Bluetoothはちゃんと認証受けているかどうか分からないのと、飛んでる途中でスリープに入ったら困るので有線接続のものにしましょう。ただ、配送のトラブルが有った時の処理は結構面倒だったりするので自己責任でどうぞ。
国内メーカー品で行くとちょっと値段は高くなりますが、サンワサプライのプログラマブルテンキーが面白そうだなと思ったりします。
あとは、いっそのこと自分でスイッチやロータリーエンコーダとUSB化するためのArduinoやSTMを買って自分好みのスイッチボックスを作ってしまうのはいかがでしょうか。こうした工作は意外と楽しいですよ。工作したい人がいらっしゃったら書き込み下さい。別途情報書き込みます。
Naoki_NT3
@naoki_nt3 >個人的な感想として、ロータリーエンコーダー軸が3つかそれ以上、キー配列が横に4つありその縦に2列以上あるものがお勧めです。
上記図はLXSimマニュアルの6ページ目からの抜粋になりますが、単独ウインドウだとLX9070のハードウエアボタンに各キーが割り当てられています。(そして上側の軸は左右どっちも同じキー割当)あとはCondor3の裏画面で動いていることを考慮するならAutoHotKeyを使ってコマンドを送れるのではないかなと、考えています。
追伸:私は添付された商品図の一番左の物を既に調達しました。
LXSimの取説に間違いがあったので、その点に気づいて修正加筆しました。添付したファイルも修正しましたので、以前のものをお持ちの方は再ダウンロードをお願いします。(2024.Nov.04)
LX9070を別画面の小型液晶ディスプレで表示させて、それをタッチしてしまうとアクティブウインドウがCondor3から外れてしまうという根本的問題が解消できそうにありませんでした。
先に紹介したLXSimの取説から必要なキーアサインは分かったので、マクロキーボードとAutohotkey v2で対処することで簡易的に解決が出来ました。
今回のマクロキーボードの要件は、
キーが横4列、縦2列以上あるもの、なおかつロータリーエンコーダーが3軸4軸あればよい。
ロータリーエンコーダーの軸からの入力はキー2個で代用も可能。
最悪14個16個の入力キーがあればよい。
マクロキーボードでの入力は「実際に入力したいキー入力すべてにCtrl+Shftを加えたもの」としました。
これはCondor3の操作と被らなくするためだけの回避目的入力となります(別キー追加でもよかった)。
マクロキーボードのキーを一つ押して「Ctrl+Shft+1」、「Ctrl+Shft+2」....「Ctrl+Shft+r」、「Ctrl+Shft+↑」(可能ならロータリーエンコーダー軸へ割り当て)…「Ctrl+Shft+PgDn」、「Ctrl+Shft+Home」、「Ctrl+Shft+End」と14個16個確実に入力できれば良い。
キー配置は上記取説抜粋した図を参考に各自の都合で配置してください。
マクロキーボードの必要要件は以上で、あとはCondor3の操作向けに追加ボタンが欲しいとか好みに合わせて調達してください。
さて、本題の「AutoHotkey v2」でのスクリプトです。
まず、Autohotkey v2を以下から入手してインストールしてください。
次に下に添付するファイルを各ユーザーのドキュメントフォルダ内にあるAutoHotkeyフォルダ内に保存してください(AutoHotkeyデフォルトのスクリプト保存場所)。
(2024年11月04日19時半に14個>16個の命令セットに修正加筆しています。)
次に、AutoHotkey Dashを起動させて、下記図の赤丸の範囲をクリックしてコンパイラを動かします。
画面が下記図のように遷移するので、先ほど保存したファイルをSourceに指定し、Distinationには同じフォルダ内の今回作成するプログラムがわかりやすい適当な名前を指定し、最後に図の下方楕円部分を押してコンパイルします。
コンパイル出来たら、あとは今回作成したEXEファイルをCondor3起動する前に常駐させておいてください。
これでCondor3が動いている状態で、LXSimがアクティブウインドウにならなくても、マクロ設定したキーボードからLX9070の物理キーの操作ができるようになっているはずです。
添付したahkファイルはメモ帳等で開いて中身を確認することができます。連休中の突貫作業で作ったので、微妙な内容ですが、「無いよりマシ」と思ってこちらに公開いたします。
追記:ロータリーエンコーダー1軸分追加しましたが、この軸は「音量コントロール」に割り当てられているので実用利用は少ないと思います。それでも「実機同様に操作できる事」こそ必要だろうと思って追加しました。