Condor3では新たに空域(Airspace)の仕組みが導入されました。これによりタスクを飛ぶ時には現実のフライトと同じように制限飛行区域を避けて飛ぶことが求められ、タスク攻略のための要素がもう一つ加わったと言えます。
これからはフライト前のフライトプラン画面で空域情報を確認すること、フライト中にフライトコンピューターで空域の位置を確認することが大切になってきます。しかし、Condorのマニュアルは英語で判り難い上に説明があまり詳しくなかったので、CondorのForumから情報を集めたり自分で使ってみて分かったことを整理して日本語の解説書にまとめてみました。皆さんのお役に立ちましたら幸いです。
(上記資料は2024.12.1修正したものを掲載し直しました。修正内容は返信欄を参照ください。)
さて、解説書には現実の空域と対比させながら記述しましたが私の理解不足による誤った解釈がなされているかもしれません。また、Condorではヨーロッパの基準で作成しているようなので日本訳としてはおかしなところも有るのではないかと心配しています。お気付きの点有りましたらぜひご指摘いただきたくよろしくお願いします。
なお、解説書ではCondorのデフォルトのフライトコンピューターでの空域の確認の仕方を記してあります。Condor付属のLX9070については筆者自身がまだ使いこなしていないこともあって残念ながら本解説には含めてありません。皆さんのほうでマニュアルを読んで勉強してみて下さい。
それから、XCSoarをお使いの方はMarc Till (Bre901)さんのCondorUTillのページにあるCoTaCoというアプリが空域データも合わせてCondorのタスクをXCSoar用に変換してくれるようですので、そちらをご確認下さい。
Naoki_NT3
先に掲載した資料に一部誤りがあったので訂正、さらに実際のCondorでどのような見方をすればよいのか追記したのでダウンロードされた方は新しいものをダウンロードして内容ご確認ください。
【訂正】3ページ、クラスRの空域はデフォルトで飛行制限ありではなく、制限解除の状態でグレー表示になっていました。
【追記】7〜9ページに、Condorのフライト前に制限高度を調べた後にどのようにフライトプランを立てるか参考例を記載しました。空域はMSLでの設定がほとんどなので、フライト予定エリアの標高と雲底高度を確認するところがミソです。
Naoki_NT3