投稿遅くなりましたが、4月のJP Saturday Flightの予定を連絡します。
シーナリーは「Räyskälä WGC 2014」。KekelekouさんがFinlandで開催されたWorld Gliding Cup 2014にインスパイアされて作ったシーナリーです。本家のForumに時々作成中のスクリーンショットがでていたのですが、結構APをきれいに作っているので、自分が作っているシーナリーの参考にならないかと使ってみることにしました。まぁ、九州シーナリーが間に合わなかったというのが本音です。Condor Clubのシーナリーページはこちら。インストールにはCondor Updaterを使うのがお手軽です。
さて、今回はこのシーナリーに添付されているWGC 2014を模したタスクの気象条件を使ってタスクを組んでみました。実を言うと完全に手を抜いてKekelekouさんが添付してくれているWGCのタスクをそのまま使おうと思ったのですが、いずれも300km前後のタスクだったので大幅に短くするためにTPを移動したり減らしたりしています。どこまで実際の気象条件に似ているのかよく分かりませんが果敢にチャレンジしてみたいと思います。
なお、今回はスタート高度は無制限ですが、結構雲底が低いのでスタートスピードはゆるゆるで出ていくことになると思います。また、ゴール高度は274m(R/Wは標高119m。地上高500ftということでしょうか)となっていますのでご注意ください。前半2回はAAT、後半の3回はスピードタスクを予定しています。
それでは、まずは前半2回のAATタスクの紹介です。
【Rayskala 第一週 4月1日】
サーバスタート:21:00 エントリー時間:20分
シーナリー:Rayskala WGC 2014 グライダークラス:15m
スタート高度:制限なし ゴール高度:300m→274m(海抜)
タスク:AATタスク 173.2km(最小69.2km、最大284.7km)最小時間:90分
Condor Clubのタスクページはこちら
【Rayskala 第二週 4月8日】
サーバスタート:21:00 エントリー時間:20分
シーナリー:Rayskala WGC 2014 グライダークラス:15m
スタート高度:制限なし ゴール高度:300m→274m(海抜)
タスク:AATタスク 179.5km(最小85.7km、最大276.0km)最小時間:90分
Condor Clubのタスクページはこちら
KGC 2023以降、サーバは土曜日の午後9時、日曜日の8時半と13時半の3回立ち上げてます。土曜日の夜がメインですが、忙しくて参加できなかった方は日曜日のセッションを使って結果をアップロードください。
3月はJapan-Tokai2を使ったので人数が増えるかと思ったのですが、逆に少し人数が減ってしまってちょっと寂しかったです。年度末ということで皆さんお忙しかったでしょうか。Condorは多くの人と一緒に飛ぶのが楽しいのでどんどん新しい方にも参加していただきたいと思っています。音声チャンネルもDiscordで開局しているのでぜひどうぞ。リンクはこちら。
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前記に誤りありました。本文中にゴール高度274mと書いたのに各タスクの説明で300mになってしまっていました。Condor内のPDAでは四捨五入されて300mと出てきますが、タスク上では274mで設定してあります。
AATなのでXCSoarをお使いの方も多いと思います。直前になりましたが以下2回分のXCSoar用タスクファイルを作りましたのでお使い下さい。一応タスク時間90分、ゴール高度274mで設定してありますが、念のため確認の上お使い下さい。
なお、Marc Till (Bre901)さん作成のCoTaCo (Condor Task Converter)がつい先日v4.2にアップデートされています。ゴール高度の入力や高度マージンの入力が出来るようになっていますのでお使いの方はアップデートをお奨めします。ダウンロードは以下のリンクからどうぞ。
それでは、本日のJP Saturday Flight、午後9時からお待ちしております。
Naoki_NT3
第二週4/8の結果です。今回はKONさんが195kmを飛んで、2位以下の170km前後から大きく飛び出したぶっちぎりのトップでした。おめでとうございます。
次の表はShowCondorIGCから出力した一覧表です。平均上昇率やクルーズ速度の違いなど研究していただければと思います。
続いて参加者全員の航跡図。こちらはSoaringLabに皆さんのIGCをアップロードして作成しました。皆さんTP1からTP2に向かうところで高度が低くなり苦しんだ模様。風はタスクラインに添って南西の風でクラウドストリートが出来ていたのでどのラインを使ったかで幾つかのグループに分かれた感じですね。トップを走ったKONさんによるとTP2付近の方が湖が少なくてプラスが強かったかもとのこと、確かにTP1で深くまで飛んだ人はちょっと距離が伸び悩んだ感じでもあります。はたして勝因は何だったのか、いろいろ研究してみると面白いと思いました。
次にShowCondorIGCから出力したTOP3の航跡図。これを見るとどんな風に三角距離が計算されたのか分かります。
TOP3のバログラフをSoaringLabから出力するとこんなになりました。サーマルごとに平均上昇率が書かれているところもあるのでこのグラフも面白いですね。なお、SoaringLabはAATには対応していないようですので、グラフ中のTP1、TP2はエリアに入った時で判定しているように思います。
では、第三週からはスピードタスクになります。この平坦なサーマルタスクでどんなレース展開が行われるのか楽しみです。
Naoki_NT3
4月第三週以降のタスク紹介です。
【Rayskala 第三週 4月15日】
サーバスタート:21:00 エントリー時間:20分
シーナリー:Rayskala WGC 2014 グライダークラス:15m
スタート高度:制限なし ゴール高度:274m(海抜)
タスク:スピードタスク 184.6km
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【Rayskala 第四週 4月22日】
サーバスタート:21:00 エントリー時間:20分
シーナリー:Rayskala WGC 2014 グライダークラス:15m
スタート高度:制限なし ゴール高度:274m(海抜)
タスク:スピードタスク 191.5km
Condor Clubのタスクページはこちら
【Rayskala 第五週 4月29日】
サーバスタート:21:00 エントリー時間:20分
シーナリー:Rayskala WGC 2014 グライダークラス:15m
スタート高度:制限なし ゴール高度:274m(海抜)
タスク:スピードタスク 188.7km
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引続き雲底が低い予報ですので慎重に飛んでいきましょう。
Naoki_NT3
4/29のタスクフライトお疲れさまでした。他の方の着陸風景を見ることができたので、マルチプレイの雰囲気が伝わればいいなと思い、少しだけ動画にしてみました。
VRで外部視点にしてマウスで機体追っかけましたので、手振れ多めな視点移動ご容赦ください。