今月の土曜日タスクは金曜日との入れ替わりでSlovenia3で飛びたいと思います。今月からはBug WiperありにしますのでXC版お使いの方は使いこなして飛んで下さい。スピード出しすぎて翼の途中でスタックしてしまうと大きな性能低下になるのでご注意下さい。翼面荷重は引続き50kg/m2以下にしますので機体性能はどれも均衡してくると思います。本家Forumでは翼面荷重が同じだとJS-1は翼面積が大きいので有利だとの書き込みがありましたがどうでしょうか?
さて、今月は第二週にAATを組んでみました。Condor3のFlight ComputerがAATに対応できるようになったことから今後はAATタスクが増えてくるのではないかと思います。AATのタスクの飛び方についてはこちらのページに書いたのですが前半の私が書いた情報よりも最後のほうに載せてある参考資料の方から読んだほうが分かりやすいかもしれません。また、CondorデフォルトのFlight Computerをお使いの方はこちらの解説書もどうぞ。AATの時の使い方も説明してあるので使い方を練習しておいて下さい。
それではタスク紹介です。
ーーーーーーーーーーーーーーー
サーバ名:JP Saturday Flight
サーバスタート時間:毎週金曜日 午後9時
リフライサーバ:翌日曜日 午前8時30分/午後1時30分スタート
Join Time:20分間 Airtowスタート(700m AGL)
シーナリー:Slovenia3(CondorのデフォルトのLandscape)
グライダークラス:18m (Wing loading 50kg/m2以下、スタートスピード170km/h以下、Bug Wiper使用可)
主なペナルティ;
Cloud flying 60 p/min
Airspace Entrance 60 p
High start penalty not started(制限高度以上の場合はタスクスタートとカウントしない)
Start speed penalty 1p/km/h(速度制限を超えてもスタート可、リスタートでペナルティはリセット)
Low finish penalty 1 p/m(制限高度以下でエリアに入った場合はその時をゴール時間として速度計算し、ペナルティを付加する)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
1月4日(土)
グライダークラス:18m Class
スタート高度:1300m (MSL)
ゴール高度:300m (MSL)
タスク距離:177.7km
風(Base):150° 18km/h
Thermal Moderate
Condor ClubのFlight Trackアップロードページはこちら
先月JPFFで飛んだエリアですが距離を伸ばして逆回りで跳んでみます。
スタート直後いきなり5500FT/(MSL)の制限空域、9500FTがあるので注意。また、第二レグ上にも地上から4500FTまで、4500FT以上、6500FT以上といった空域があるのでフライト前に確認しておいてください。
1月11日(土)
グライダークラス:18m Class
スタート高度:1600m (MSL)
ゴール高度:600m (MSL)
タスク:AAT 214.9㎞(最短128.7㎞、最長314.1㎞) 1時間30分
風(Base):206° 18km/h
Thermal Strong
Condor ClubのFlight Trackアップロードページはこちら
C3になって初めてのAAT。Flight Computerを使いこなしてタスクを攻略してください。制限時間は1時間30分。それより早くゴールした人は速度計算時に制限時間の1時間30分を使って計算されるので注意。参考書を紐解くと制限時間+5分程度が理想。ファイナルグライドは自分が思っている以上に速度を出して早く到着してしまうことが多いです。最後の旋回点を決めてゴールに向かってしまうともう後戻りできないので判断が難しいところです。
さて、通常は最初のTPエリアを出来るだけ奥まで行ってそのあとは状況を見ながら調整するのが王道の攻め方ですが、今回は南の風が吹いていて、さらに谷間に発生しているサーマルが殆どないという状況で向こうの尾根にたどり着くにはどうすればよいのか?向こうに見える尾根の一番低いところを狙うということになると思いますが、皆さんどこを抜けて行きますか?
なお、空域に関しては第三レグ上に2か所Protected areaがあります。ルート選択時にはご注意ください。
1月18日(土)
グライダークラス:18m Class
スタート高度:1800m (MSL)
ゴール高度:800m (MSL)
タスク距離:179.2km
風(Base):186° 20km/h
Thermal Moderate、追加Weather Zoneあり
Condor ClubのFlight Trackアップロードページはこちら
曳航時の注意点なのですが、もし曳航機がAP西側のリッジ側に連れて行ってくれた場合はいったん着陸して曳航をやり直してください。そちら側はほとんど斜面風が発生しないので積雲に到達することができません。一方、東側にある斜面はなぜか斜面風がそれなりにあるので高度獲得が可能です。できるだけ高い高度で東側の斜面に取り付けるように工夫ください。
安心して東側のリッジにたどり着くにはDG-808CでSelf Launchすると確実ですが、その際には曳航機による曳航高度である1452m以下でエンジンを切らないと失格になるので注意ください。
さて、TP2を中心としたWeather zoneでは風向きがBase設定と風向きが逆になっています。今回はWeather zoneの位置は固定ですが風向きの変化を正しく捉えてタスクを攻めて下さい。
また、空域については第三レグの途中でLOWS/ザルツブルグ空港の航路を通過して行くので制限高度に注意して下さい。
1月25日(土)
グライダークラス:18m Class
スタート高度:1600m (MSL)
ゴール高度:600m (MSL)
タスク距離:181.9km
風(Base):166° 16km/h
Thermal Strong、追加Weather Zoneあり
Condor ClubのFlight Trackアップロードページはこちら
西からWeather zoneが動いてきます。Base条件はサーマルStrongですが、Weather zoneではModerate、さらに高層雲が増えるようになっているのでさらにサーマルは弱くなるのではないかと思います。できるだけ早く周回を始めたた人が長い時間良い条件で飛べそうです。
空域では第一レグから第二レグにかけて上限が9500FTですが大きな問題はなさそうです。
Naoki_NT3