グランプリアジア予選第6戦の結果です。大変遅くなりましたが、FAI事務局で点数集計にあたり選手の参加資格を確認していて公式発表を待っていました。今考えれば先に最終戦の様子をお知らせするほうが良かったですね。申し訳ありません。
さて、言い訳はさておき、まずはレースの結果です。
それでは最終レースの様子を振り返ってみましょう。
スタートはいつものようにUTさんがいち早く飛び出して行きます。二手に分かれてタスクライン上の山の上にできた積雲を目指して飛んで行きます。第1レグは風上に幾つかの山を越えて行かないと行けないので、うまく速度/高度管理をしながら前に進んで行かないといけません。早速ここで積雲の掴みに苦労したパイロットが出てきたので一斉にスタートした隊列が大きく広がってしまいました。
第1レグを抜けて最初にTP1を周回したのはUTさん、しかし後方からMHJさんが十分に高度を持ってぐんぐん追いかけてきます。
第二レグではまず手前の山の上に出来た積雲を掴んで高度を回復するのですが、その後のルートはタスクラインの北側と南側に大きく分かれ、さらに北側ルートでは途中の台地をどう乗り越えるかで幾つかのルートに分かれて行きます。先頭集団は皆さん北側のルートを辿り、抜きつ抜かれつのレース展開。先頭のUTさんとMHJさんが激しい先頭争いをする間に後ろからNGSさんが徐々に追い付いてきます。
TP2を最初に周回したのはUTさん。ここでMHJさんはUTさん、NGSさんとは違うルートで速度アップを狙います。
しかし、この狙いはうまく当たらずMHJさんは順位が後退、TP3周回後はUTさん、NGSさんが長いリッジでのトップ争いです。UTさんは山に張り付いて斜面風を利用しながらどんどん前に進みます。一方、NGSさんは山とは少し離れた谷間の上空で少しウェーブ気味のところを見つけたようで高い高度を保ったまま進んで行きます。
そして最後はギリギリの高度で進むUTさんを高い高度から猛スピードで追い掛けてきたNGSさんがフィニッシュ直前に追い越しトップフィニッシュ。続けてゴール高度が指定高度以下になってしまいペナルティを受けながらも2位の順位を確保したUTさん、そして第三レグで順位を落としてしまったMHJさんが3位でフィニッシュとなりました。
最後に全選手の飛行経路を紹介します。第1レグでは先に書いたように最初の高度獲得に皆さん苦労しているのが分かります。第二レグではほとんどの選手が北側のルートをとる中、YZRさんが南側のルートで後ろから追い上げてきています。第三レグでも二手に分かれていますが、今回は東側のルートをとった選手がここをうまく抜けて行ったようです。次の長いリッジではTP3周回後にそのままファイナルグライドになることは分かりつつも高度と速度の判断が難しいレグでした。また、レグの最後のほうに低い高度での空域が有るのでそこを避けて抜けて行くためのルートをうまく見つけられるというところもタスクタイムに影響があったようです。
それでは、最終の総合順位については次のポストでお知らせします。
Naoki_NT3













