以前ブログにあげた各種ジョイスティックの紹介記事のリンクを貼り付けます。新しくCondorを始めようと思っている方、今使っているジョイスティックがいまいちしっくり来ない方の参考になれば幸いです。

https://japan-condor2.blogspot.com/2021/04/condor2.html

実はこの記事にMicrosoftのForce Feedbackのことを少し書いているのですが、なんでMicrosoftがこの販売をやめたかというのはどうやらこのForce Feedbackにパテントの問題があってMicrosoftが訴訟を起こされて敗訴したことから製造／販売をやめたのだそうです。パテントを持っている会社がなんの会社か分からないのですが、出し惜しみしないで消費者向けに商品化をしてもらいたいものです。

さて、もう一つ、中華グッズのPXN社のフライトスティックPXN-2119II（ジョイスティックとスロットルのセット）はこの記事を書いた後に物は試しと購入して試していました。今さらながらですが少し紹介をします。

ある方は表面のラバーがそのうち加水分解でべとべとになるだろうと書いてましたが、実際に使ってみるとプラスティックでちゃっちい感はありつつも割としっかり作ってあって手にもなじみやすい感じでした。べたべたになったらまた買い直せば良いくらいの値段だと思います。安いところでは8,000円くらいから、国内正規流通品でも１万円強です。Youtubeのこんな動画も参考ください。

ネット上でちょっと問題になっているのは専用ソフトウェアをインストールするときにアンチウィルスソフトがマルウェアの判定されるということ、一応日本の代理店のHPには問題ありませんと書かれています。ただ、基本的にはドライバーは必要なくWindowsが勝手に汎用のジョイスティックとして認識するのでCondor側で入力軸やボタンを割り当てていくだけで大丈夫です。一つだけ、このジョイスティックのピンガーボタンのみ特殊な動きをして、ボタン全体のセットを三種類切り替えることができるようになっているのですが、その機能を使うには専用ソフトウェアが必要です。でもこれにはCondorには十分な数のボタンが付いているのでピンガーボタンやこの機能を使わなくても実用には全く問題ないです。

先にも書いたようにちょっとチャッチイ感というのは、本体が軽いということ。スティック側には底に吸盤がついているのですが、スロットル側にはゴム足のみです。操作に気合いを込めてしまう人は少し工夫が必要かもしれません。

私は国内正規流通品を１万円くらいで購入しました。ボタンが一つフライト中に誤動作してしまうのがありましたが、ちょうどバリオのクルーズ／サーマルモードの切り替えに使っていたので特に問題はなく使えました。まぁ安いだけにご愛嬌というところでしょう。ソフトウェアの問題も私はJoytoKeyという割り当てソフトを使っているのでこちらも問題ありません。先に書いたピンガーボタンはちょっと特殊な動きをするのでJoytoKeyを使っても何だか使いにくいので放置しました。

Condorをスタートするときの最初のジョイスティックとしてこのPXNを使うのはありだと思います。何しろ安いのにそれなりに作り込んであってボタンが多い。これにラダーを加えると無敵です。お予算が限られているときにThrustmasterの3点セットとこちらのどちらを選ぶか。ただ、お値段だけでいくとPNXの並行輸入品を探すと結構飛んでもない値段が見つかるかも、、、故障の場合の交換などトラブル対応は皆無だと思いますので国内正規代理店商品とどちらにするかはご自身の判断でどうぞ。（NT3）