みなさん、明けましておめでとうございます。
2022年、新年のタスクは南半球、オーストラリアのGawlerシーナリーで始めます。このシーナリーは2022~2023 Virtual Sailplane Grand Prix用に作成されたシーナリー。Gawlerは11th Grand Prixの第7戦、2023年1月開催予定ですが、先月シーナリーが発表されたので早速JP Saturday Flightでチャレンジします。平地のタスクなのですべてサーマルタスクになりますが、ブルーサーマルや渋〜い条件のタスクも作ってみたいと思っています。
さて、1月第三週のタスクはまずはサーマル条件Modareteで地形慣熟です。
遅くなりましたが先週の結果です。
Ventus vs JS3は今回はVentusに軍配が上がった感じですね。今回は14人の方に参加いただきました。これからもどんどん参加者が増えていくことを期待しています。
シーナリー:Gawler
クラス:15m
タスク:218kmサーマルタスク
昨日の結果です。今回はブルーサーマルでIcon Rangeを1kmに設定してあったのでいつもとはかなり違ったレースになりました。しかも今回はなんと18人も参加いただきました。
トップは最も上がりの良かったMOZさん。Ventus3で132.3km/hでした。2位、3位はJS3のNT3, YNさん。機体の差は甲乙つけがたい? 😉
次回は曳航機の数を増やしておきます。なお、さんかされたenmu chanさん。パイロット設定画面でCNとRNのほうも登録しておいていただけると成績一覧に表示できるのでありがたいです。よろしくどうぞ 😆
さて、今週1月29日、1月最後のタスクです。今回はAAT, Area Assigned Taskで設定しました。先日Twitterで2MOさんに紹介いただきましたが、AATは普通のスピードタスクとは異なりますのでまだ経験がないという方はこちらのブログ記事をご覧ください。簡単にいうと決められた時間でいかに長い距離を飛ぶことができるか競うもの、そのためTPは定められたエリア内であれば自分でTPを決めることができます。飛距離はフライト後にフライトトラックから自動的に計算されます。残念ながらCondor本体はAATには対応していないので、レース後にCondor Clubのページで順位をご確認ください。
今回は最低時間は1時間45分にしましたので、それより早くゴールした人は飛んだ距離をフライト時間にかかわらず1時間45分で計算されてしまうので注意ください。ファイナルグライドは意外とスピードが出るので慣れないうちは制限時間よりもかなり早く帰投してしまいます。最終TPをここだと決めて最終レグに入ってしまったら途中で後戻りができないので最終レグの平均速度と現在自分がいる位置を良く考えて最終旋回点を決めてください。XCSoarを使える方はそのあたりを教えてくれるので便利です。地形が複雑なシーナリーでAATを飛ぶ場合はいろいろと戦略を考えながら最終TPを決めますが、今回はフラットなタスクなので考えやすいと思います。普通のスピードタスクではまだスピード出せない方がおいてきぼり感を感じると思いますが、AATではフライト時間が決められているのですべての選手が一斉にゴールに向かってくるのでエキサイト感がでます。今世界のグライダーレース界ではAATがかなりポピュラーなタスクになっています。JP Saturday Flightでも取り組んでいきたいと思いますので皆さんどしどしチャレンジください。
では、タスクの紹介です。
・1月29日(土)エントリー時間 21時00分〜21時20分
シーナリー:Gawler
タスク:15mクラス AAT 1197.3km(最小 102.7km、最大 294.1km)
フライト最低時間 1時間45分
Stonefield→105PTPS→Waikerie→Stonefield