9月に始めたMonthly Challengeは37名の方がチャレンジ。機体を変えて何回かチャレンジしていただいた方もいらっしゃいました。
9月のタスクでは前半はリッジで飛んで行くのですが、後半はサーマルに移行します。しかしTP2付近はサーマルがまばらでちょっと弱めになっていて、リッジ気分のまま進んでしまってうまく上昇風を捕まえることが出来ずにアウトランディングしてしまった方がおられた模様。タスクの途中で飛び方が変わる場合にはそれまでの飛び方に引きずられないよう頭の切り替えが必要です。
では、10月のタスク紹介です。
今回は前半サーマル、後半リッジのタスク。AA2シーナリーを使ってオーストリア南部の町からスロベニア国境沿いのリッジに向かいます。9月と同じようにフェーズの切り替えがあるのでご注意下さい。引続きグライダークラスはALLの設定、短めのタスクなので空き時間にさくっとチャレンジしてみて下さい。
タスクサーバ名:JVSC Monthly Challenge
シーナリー:AA2
スタート高度:1700m
ゴール高度:700m
タスク距離:152.3km
Condor ClubへのFlight Trackアップロードページはこちら
オンラインサーバの総合結果はこちら
↑ Flight Trackをアップロードしていない人の成績も集計されています。
それでは皆さんのチャレンジをお待ちしております。
Naoki_NT3
(本日のJP Sat. Flight終了後にタスク切り替え予定です。)
初めてCondor Clubに投稿! サーマルからリッジへの切替は克服した。しかしファイルグライド後、finishは2300 ft以上を考慮せず、high speed low passをやってしまい引き起こしたら2100 ft, task not complete 😩
でも楽しかった!!
acepilotさん、チャレンジありがとうございました。
さて、ゴール高度についてですがCondorの内蔵Flight Computer(普段はPDAとよばれる)が結構優秀なのでファイナルグライドの確認にご活用下さい。
スタート/ゴール高度やTP情報はサーバに接続したりダウンロードしたタスクを読み込んだ時点で自動的に入力済みです。そこでスクリーン3のFinal Glide画面をみて赤丸が真ん中の十字の上にあれば定められたゴール高度をクリアーすることが出来ます。ただ、これは途中の障害物を考慮に入れていないので、今月のチャレンジタスクのようにゴール手前に小山がある場合など事前に確認しておいて+αの余裕を見ていないとタスクセッターの罠に嵌まってしまうので注意下さい。
詳しいPDAの使い方は以下のリンク先からどうぞ。
https://japan-condor2.blogspot.com/2021/05/condorpdafinal-glide.html
PDAを簡単に使うにはジョイスティックのボタンのどれかにHandheld next screenに割り当てておくと便利です。これでマップ画面(スクリーン1)→ナビゲーション画面(スクリーン2)→ファイナルグライド画面(スクリーン3)→サーマル画面(スクリーン4)→風向風速画面(スクリーン4)→ナビゲーション画面とフライト中に必要な画面をローテーションして切り替えることが出来ます。
上記のリンク先にも書いたのですがなぜかCondorのマニュアルにはこのHandheld next screenに関する記述がないのでCondorを始めたばかりの方は見落としがちなのではないかと思っています。
ところで、Condorを楽しむには家族対策が意外と重要です😉 。週末になるといつもリアルなフライトに出かけてしまうのは仕方がないと思ってくれても、家にいるのに何時間もPCの前にかぶりついて一時も手が放せないというのはなかなか許してもらえないものです。途中で邪魔が入らないように説明をしておくだけではなく、事前に家族サービスをしてご機嫌をとっておくよう皆さん工夫されています😆。
また、長丁場のタスクではトイレ対策も考えておきましょう。サーマル間のトランジションを見計らって水平飛行に入った際にPキーでオートパイロットに入り、トリムキーで速度を調整してから急いでトイレに駆け込み用事を済ませてきます。この時風に煽られてしまったり意外と水平がとれていなかったりして微妙な旋回に入ってしまって、戻ってきた時にはあさっての方向に向かっているなんてことがあってびっくりすることがあります。さらに速度調整がちゃんと出来ていないとVne越えで空中分解してたなんてことも。。
では、金曜日あるいは土曜日またはその両方?お待ちしております。
Naoki_NT3
再度飛行して今度は無事にコンプリート。ただ今度はサーマルのセンタリングに苦労、特にTP2で2000ft台まで落ちて回復に苦労。時間がかかりXC速度出ず。順位は低い。
再度飛行して今度は無事にコンプリート。ただ今度はサーマルのセンタリングに苦労、特にTP2で2000ft台まで落ちて回復に苦労。時間がかかりXC速度出ず。順位は低い。
SeeYouによる解析ではstartしていない。。。 😭 音は鳴ってstarted taskと表示されたはずなのに。。。
ん?試しにIGCダウンロードして私の無料アカウントで読み込んでみたところ、2秒ほど差がありましたがスタートの判定もあってフライト時間も出てました。添付のようにSeeYou cloudではスタート/ゴールセクターが正しく表示されていないのですが問題はそのあたりでしょうか?同じIGCを私が使っているSoaringLabで読み込むとスタート/ゴールセクターは正しく表示されていました。
↑ SeeYouに読み込んだ結果
↑ SoaringLabではCondor Clubと同じタイムでした。スタート/ゴールセクターも正しく表示されてます。
ちなみにSeeYouのサブスクをされている方であればこちらのドングル購入検討しても面白いかと。円安がひどくなってちょっと辛いですが料金は1年間のサブスク料込みのようです。他のフライトコンピューターは通常のBluetoothで接続可能ですが、Naviter製品はこのドングルを使わないと通信できません。
もう一つおまけでこのタスクのヒントを言うと、曳航離脱後に積雲が回りになく困ってしまうので、R/W西側にゆるい丘があるのでそちらに向かいましょう。意外と高いところまでゆるい斜面風が上がってきていてうろうろしているとそのうち積雲がどこかに沸いてきます。Blueなうちにうまくヒットすることも。。。スタート高度一杯で出発するともっと時間稼げますよ。あとは慣れるに従ってバラストを増やしていって下さい。Condorでは皆さんよほどの条件でない限りバラスト満タンで出発します。上るの難しかったら少しずつバラスト捨てるって感じです。ただ、バラスト満タンでは速度に注意しないと旋回中コテっと入ってしまうので速度キープに注意が必要です。それでもフォースフィードバック使ってると事前にバフバフって来るのでありがたいです 😆 。
Naoki_NT3
no valid start found が気になってます。
C2で設定を確認すると、スタートも3000mの半径が有効ですね。
soaring begin/endの情報を表示しているので「有効なスタート」のはずですね。
SeeYou10.6にアップグレードも検討してみます。
私の見間違いかな。declared task を triangleと仮定すると no valid startの意味かな。今回のタスクは四角なので。