さて、今度のvSPGではASW20BとLS3aの一騎打ちという設定です。CondorではClubクラスの設定になっていますが、両機とも初期の15mフラップ付きのクラスとして作られたようです。(←情報不確かなのでもしご存知の方おられたら教えてください。)
Condor2で飛んでみた個人的感想をお伝えすると、両機とも通常の15mクラスに比べてマイナスフラップは一段階しかないので、少し速度を出すとすぐにマイナスフラップを使うことになります。そのためクルーズ時にガチャガチャとフラップを切り替えることはほとんど無いのでStdクラスの機体に近い感覚ではないかと思います。ただ、Stdクラスでは180km/h以上の高速域に入るとポーラーカーブががくっと折れ曲がる感じなんですが、両機ではそのまますぅっと流れていく感じなので、それがマイナスフラップの効果なのかなぁと思ったりします。
[ASW20B]
[LS3a]
性能的にはASW20Bのポーラーカーブが全体的にLS3aよりも上にきています。vSPGの翼面荷重制限max43kg/㎡でもASW20Bの方がよさそうです。
一方、内装はというとLS3aは特徴的な四角い計器盤になっていて、初見時はものすごく違和感を感じるのですがフライトしてみると各計器は大きく見やすくて余計な空白がないところが心地よくなってきました。ただ、Condorの中ではYキーでズームしたら計器盤の上についているコンパスが上端に切れてしまって見えなくなるのが残念です。ちょっと角度を変えるだけで良いので提案してみようかなと思ったりしています。
それからLS3aの面白いところはダイブブレーキを開けると連動してフラップが下がります。勝手にランディングポジションに動いてくれるという感じです。心なしかLS3aのダイブブレーキは面積が小さいように思いましたがいかがでしょうか。
さぁ、皆さんはASW20BとLS3a、どちらが好みでしょうか?
Naoki_NT3
vSPGでのASW20B vs LS3aの競技向けと追加のフラップリングを急ぎ作りました。
最小翼面荷重設定時(OEW)、最大翼面荷重時(MTOW)、翼面荷重制限43㎏/㎡時のリングファイル切替バッチも同じように作って同梱しました。
使い方は「Flap ring ダウンロード」のページからダウンロードできるZIPファイルと同じ仕様にしています。
ダウンロードしたファイルの展開先フォルダは今回もCondor2フォルダを指定してください。
Condor2¥Planes¥各機体名フォルダ(ASW20又はLS3a)¥gaugesフォルダに3つのバッチがありますので、変更したい設定用のバッチを実行してFlapringファイルを切替えてください。
Clubクラス機のFlapring初期値はOEW(Operational_Empty_Weight)、つまり水バラストゼロ状態が基本となってますので、その点ご注意ください。