私はコントローラーを自作/改造する際にArduino Pro Microを使うのですが、実はそのコードの書き方がよく判らないのですね。それで今回はマトリクスを使ったボタンを使う際のコードの書き方が判らなくていろいろと調べていたところ面白いソフトを見つけました。
Real Robotという教育活動?をしているところが、Arduino用のFirmwareと設定ソフトをセットにして開発・公開していて、これを使うとコードを書くことなくコントローラーが出来てしまうのです。
まずはrr_controllerというFirmwareを対応するArduinoに書き込むと、rr_condiguratorと言うソフトをつかって各種パラメーターを設定することが出来るようになります。これらを使うことで面倒なコーディングを考えることなくプルダウンメニューを使って必要な情報を入力するだけでUSBコントローラーが出来てしまいます。
アナログ軸、ボタンの設定だけでなく、ロータリーエンコーダの設定や、マトリクスを使ったボタン設定も簡単にできるだけでなく、マスター/スレーブ接続をすることで複数のコントローラーを一個のArduinoで操作することも可能です。また、有線接続だけでなくBluetooth接続のコントローラーの作成も出来てしまうのです。
残念ながら日本語で説明したサイトは見つからなかったのでそのうち使い方をこのForumに載せようと思いますが取り急ぎこんなのあったよということでお知らせします。
Naoki_NT3
これ、残念ながら完全なHIDコントローラーではなかったようで、Windowsのsetup USB game controllerでは認識されるもののCondorはこのソフトを当てたArduinoをコントローラーとして認識することが出来ませんでした。JoyToKeyなどのキーアサインアプリを使ってキーボード入力として操作するのは出来ると思いますが、肝心のアナログ軸の操作が出来ないのでCondorに使うには不向きなソフトウェアでした。
もう一つ加えて言うと、Macに接続するとコントローラーとして全く認識してくれません。HIDコントローラーであればMac/Windows関係なく使えるはずですが、どうも一部のWindowsゲームでしか使えないようです。
先の第一報はCondor関連情報としてはほとんど意味のない情報でしたが一応忘備録として残しておきます。
Naoki_NT3