先日Discordの音声チャンネル内で話題として出た、表題の記事がシェンプヒルト社のWebページ記事に出ていましたのでここに紹介します。
記事は英語かドイツ語ですが、自動翻訳に任せて読んでも大意は拾えると思います。
要点
- 3000Kmフライトっていってもフライト時間が17時間！
- 主にリッジを利用して夜間飛行というか計器飛行を行っている。
- 機種はArcus。
- 機体に酸素ボンベ、計器飛行用の装備と暗視ゴーグル(！)と電熱服(我慢して結局電源は入れなかったみたい)、それらを飛行中賄うバッテリー
- 午前2時半にナイトビジョンつけて真っ暗な滑空場から離陸！
他にも色々気になるところはありますが、すごい内容のフライトな様子でした。しかも今回はあくまで実験的なフライトと位置づけているので、今後更なる長距離フライトの知らせを聞くことになるかもしれません。
補遺：
上記記事そのものはインタビュー形式で事象を拾ってばかりのちょっと退屈さを感じる記事かもしれません。その様な諸氏は上記記事内にリンクがあったWeglideのフライトログページの初めのコメントを読んでください。本人によると思われる素敵なフライト体験が読めると思います。
https://www.weglide.org/flight/291438
Facebookで流れてきたポストですが、去る11月05日に記録更新されたそうです。今回は更に１時間フライト時間が伸びて18時間30分の長時間滞空フライト。3143kmの距離を平均速度183Km/hで飛んだようです。
フライト開始が夕方の17時、それから日没後の夜から翌朝にかけて南北に伸びる山脈に発生したウェーブを使ってのフライトで飛んでいたようです。
ナイトビジョンでの11時間に及ぶフライトは集中力維持が大変だった様子。当初の計画では3500Km距離飛行を目指したものでしたが、天候都合により今回の記録としては前回より更に100Km延長できたフライトとなったようです。
全開と同様下記リンク先からフライト記録が確認できますが、more comｍentsの所から3番目のコメントにおそらく本人によるフライト内容についてのコメントが読めます。
https://www.weglide.org/flight/347370
