11月のタスクに向けてJapan-Tokai2国土地理院シームレス写真版のTexturesのアップデートを行いました。Scenery Downloadのページからダウンロードください。
修正内容は以下の通り。
- 海の塗りつぶし部分を単色に変更し、境目の部分に少しグラデーションを入れました。塗り忘れたところが少しありましたので合わせて修正してあります。
- 南のはずれのほうにデータ欠損の部分があったのでSentinel-2の画像を使って補填しました。
- 海の部分でパッチファイル(*.dds)が単色になっているところを削除し、empty.ddsで読み込むようにしました。これにより9GBのTexturesフォルダが7.7GBになりました。
上記の3の修正があるのでこのUpdateをインストールする前に一旦Texturesフォルダを削除してからUpdate1をインストールしてください。上書きアップデートをしてしまうと削除すべきデータがそのまま残ってしまうので注意ください。
Naoki_NT3
確認します。下記の黄色部分のダウンロードでしょうか?
置き換え前のTexture folderが 1.1GBなのが気になります。
現在v0.9がインストールされていると思ってます。
Acepilotさん、ちょっと分かりにくくてすみません。後でこのサイトのあちこちを書き直しておこうと思いますがJapanシリーズのシーナリーはそれぞれ元画像の違いにより①このForumで公開している国土地理院シームレス写真バージョンと②Condor Clubで公開しているEUのSentinel-2衛星画像バージョンの二つのバージョンが存在しています。
AcepilotさんはTexturesフォルダの容量が1GBと書かれていたので、おそらくCondor Updaterをつかって②のSentinel-2バージョンをインストールしていたものと思います。一旦現存のフォルダ名をTextures_Sといった名前に書き換えて、このForumの①のデータをダウンロードしてインストールして飛んで違いを楽しんでみて下さい。以降はお好みでフォルダ名を書き換えて飛びたいほうの画像のデータが入ったフォルダ名をTexturesと書き換えてもらえば結構です。
このように、この二つのバージョンのデータ的な違いはシーナリーフォルダ内のTexturesフォルダのデータが違うだけで、タスクサーバに入る際にはどちらのバージョンを使っても入れるようになっています。それによって地表を見た時の見た目はことなるもののHeight MapやThermal Map、オブジェクトの配置など滑空気象や障害物にかかる情報は全く同じシーナリーということなのです。
私としては国産のものであってそれなりの解像度がある国土シームレス写真版を使いたかったのですが、全体をみるとかなりモザイク状になってしまっていてCondor Clubでの公開が認められなかったということがあって、このようなややこしい公開方法になってしまいました。分かりにくくてどうもすみません。
Condor Virtual Soaring界において、今やCondor Clubはデファクトスタンダードになってしまっていて、有志が作ったシーナリーの共有だけでなく、そこにシーナリーが登録されることによってそのシーナリーを使ったタスクを登録することが出来るようになり、オンラインレースの結果を集計して自動表示することが出来るようになるのです。
ところが私が最初に作った①のシーナリーをCondor Clubに登録申請したところ、クオリティが低いと却下されてしまったので仕方なく②のシーナリーを作成してCondor Clubに登録したため、このような二つのバージョンが存在するややこしいことになってしまったのです。
最後になってしまいましたが、以下に①②の違いについて説明しますので、どちらでもお好きなほうをお使いください。
- ①は航空写真であって、国土地理院が少しずつ取り溜めたものをオルソ化してシームレスに繋いだもの。そのため撮影時期によって田畑の色合いが異なりモザイク模様となっている。その他、モザイクになる原因として、古い時代の白黒写真の部分が残っている、デジタイズした時の色調整が適当でやたらと黄色い色調になっているところや茶色い色調になっているところなどが混在している、まだ写真を撮っていないところが黒塗りになったり白抜けしたりしているといったことが上げられます。
- ②は衛星でとった色々な波長のデータをRGB化して自然に見えるように加工したもの。それにより雲の影響を受けにくいが、色を再生しているということなので色の正確さには欠ける。また、無料公開しているものは①よりもズームレベルが2段階ほど低いのでCondorのテクスチャーに落とすとどうしてもドット感がでてしまう。
- ①の良いところ:解像度が高いので飛んでる気分になれる
- ①の悪いところ:撮影時期によって地表の様子が異なるのでモザイク感が強く、黄色飛びが強いところや茶色が強すぎるところが気になる。かなり古い写真が未だに使われているところがあって、飛んでいる時にそこの土地勘を持っていると違和感を感じる。
- ②の良いところ:シーナリー全体の色目が揃っている。
- ②の悪いところ:解像度が低い。
なお、②のSentinel-2版もそのうちCondor Texturesの解像度を上げたものにアップデートを予定しています。元画像の解像度が低いので低いままCondorのTexturesも解像度低めにしたらドット感が強くなってしまっているので、アップスケールをしてドット感の軽減をしたいと思っています。お使いのPCのグラフィック能力があまり高くない方はTokai2の現行のSentinel-2版TexturesフォルダをArchiveかしておくと良いと思います。
Naoki_NT3
説明ありがとうございます。Naokiさん作Textureの方がきれいにみえます。FPSは20程度なのでフライト可能です。