以下のURLに表題の通り、古いゲームポート接続のCH Pro PedalsをUSB接続に変換するプロジェクトを見つけました。
https://giovannimedici.wordpress.com/2020/10/11/ch-pro-pedals-gameport-to-usb-adapter/
記事内ではPCB基盤を使ってますが、コメント欄では、配線を直接Arduino ボードへ接続実装することを勧めているようです。
ありがとうございます。実は正月早々フリマサイトで見つけてこのCH Pro Pedalsを購入して今朝受け取ったところです。なんと、Game portに接続するもの(今どきの若い人には分からないだろうなぁ)なので30年くらい前の商品だと思うのですがほとんど使用感がなく新品のような感じでした。早速中を明けて先のサイトでのお勧めのようにポテンシオメータに直付けでArduino Pro Microを取り付けようとチャレンジ中です。明日には3mのUSBケーブルが届くので完成するのではないかと思います。
さて、このペダルの設計は結構面白くて、切換スイッチを使って相方としてジョイスティックを繋いだ時にはラダーペダルとして働き、ホイールと繋いだ時にはスイッチ切り替えで左右のペダルを踏み込んだ時にはアクセルとブレーキとして働くという二者択一方式。せっかくなので切換スイッチは取っ払ってラダーペダルとトーブレーキが同時に動くように改造予定です。皆さんもどこかでこのペダルの易いのを見つけたらぜひチャレンジしてみて下さい。使い込んだ物だとポテンシオメータが壊れている場合があるようですが、ポテンシオメータの交換はそれほど難しくはないと思います。なお、先に教えていただいたサイトにも書いてあったのですが、ペダルを外してから上面のフタを開くのではなく、いきなり裏ぶたを開けてしまうとスプリングがボーンと外れてしまってまずいことになるようなのでご注意下さい。改造が完成しましたらまたご報告します。
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Arduino Pro Microを付けてUSB化に成功したのですが、右ペダルはフルに踏み込めるのに左のペダルは半分くらい踏み込んだ後、信号がフラットになってしまって操作が出来ない。どうやらポテンシオメータに不具合があるようです。このゲットした中古品が新品状態のままだったのはもしかしたら初期不良品でお蔵入りになっていたものかもしれないですね。別途取り置いていたジョイスティックからポテンシオメータを取り出して交換予定。
以前、どなたかがCH Productのペダルがうまく動かないということをおっしゃっていたのですが、そちらもポテンシオメータが壊れてしまったのかもしれないですね。同商品はトーブレーキにも同じポテンシオメータが使われているのでグライダーに使うだけならそちらと交換するとよいと思います。
なお、CH Productのペダルを分解する際に裏ぶたから開けてしまうとスプリングがはずれて偉いことになるので、最初のポストでHaraskyさんが紹介してくれたURLの記事を参考に表のペダルのほうから分解していくようにして下さい。
さぁ、今日ポテンシオメータを交換してみますが結果は如何に。。。🫨
(参考)CH Productの交換部品はこちらで販売されていました。
CH Pro PedalsのUSB化が終了しました。Windows/Condorにも認識されて使えるようになりました。
前回の投稿からやったことといえば、CH社製品では専用のポテンシオメータを使っているようなので保管していた古いCH社のジョイスティックから取り出したポテンシオメータと交換して、Arduinoの設定を修正しました。結局回転の軸が右ペダル側に少しずれていたのは変わらず最終的に両側に踏み込んだ最後に遊びが出来てしまうことになりました。
ポテンシオメータ交換後、右側ペダルを踏み込んだ時は0-100で操作できるのですが、左側を踏んだ時は0−80くらいしか操作が出来ず、80以上は80で出力が止まったままになってしまいました。そこで、Arduino側で両方とも踏みしろとしては0−80で操作するようにして出力カーブの傾きをゆるくして、0−80の操作で出力は0−100になるように調整しました。こうすることで、最後にラダーが動かない遊びの部分が出来るものの、左右対称に最大角度までラダーを操作することが出来るようになりました。踏みしろ最後の遊びについては、使ってみて大きな遊びではないのでまぁいいでしょうという感じです。使っているArduinoが本家Leonardoの互換品なので、供給する電圧がちょっとおかしいのかもしれませんね。これで、中古ラダーペダル、Arduino Pro Micro、USBケーブルと全て送料込みで合計7,000円ほどでCondor用のラダーペダルが完成です。
まぁ、昔はPCの戦闘機系のフライトシムが結構出ていたのでフライトコントローラーも色々と販売されていたように思いますが、最近はペダルまで買う人が少ないのか値段の高いものしか売っていません。グライダーといえば滑りをなくすことが命とも言えるのでラダーがないというのはなんとも悲しいもの。でも、Condorをするためにコントローラーを買いそろえていくと結構な出費になるので、ラダーペダルの値段が高いというのはちょっと悲しい現実だと思います。
とはいえ、ペダルは機能そのものは単純なので古い中古品でもうまく修理/調整すると意外と使えるようになるのではないかと思います。また、USB化するためのArduinoボードは一枚2,000円しないで購入できますし、慣れた人は3Dプリンターで部品を簡単に作ることができるので、色々なコントローラーを自作される方が増えているように思います。私はもっぱら中古品の改造だけですが、皆さんも工夫して自分なりのコックピットを作ってみてはいかがでしょうか。
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